日本音楽即興学会(JASMIM)2011大会報告


●書籍紹介1


寺内大輔著『音楽の話をしよう~10代のための音楽講座~』


A5判182頁
出版社:ふくろう出版
定価:1890円(本体1800円+税90円)
発売:2011年8月
装画・イラストレーション:門倉 フリッツ 貴浩
装丁・組版設計:戸次 祥子


[もくじ] 1.音を聴く 2.音の表現 3.聴き方 4.誰かに聴かれることを意図しない音楽 5.場と音楽 6.歌う・楽器を弾く・作曲をする 7.脳内音楽 8.BGM 9.音楽の聴かれ方・音楽の聴かせ方 10.流行 11.機械と人間 12.音楽ジャンル 13.感動する 14.音楽の役割 15.価値観 (計15章)


●書籍紹介2


若尾裕 監修・翻訳/ト田隆嗣+田中慎一郎+原真理子+三宅博子 訳
『音楽のカルチュラル・スタディーズ(M.クレイトン+T.ハーバート+R.ミドルトン 編)』


A5判・並製・416頁
出版社: アルテスパブリッシング
定価:本体3800円[税別]
発売:2011年2月28日
ISBN 978-4-903951-40-9 C1073
装丁:山田英春


[内容]
本書は、音楽研究を大作曲家の楽譜研究や伝記読物といった旧弊から解放し、楽譜や音楽用語に頼らずに、さまざまな学問領域を横断しながら、音楽を文化としてとらえなおす試みである。収録された多彩な論考は、いずれも音楽を社会的活動として理解することから出発し、たがいに重なり補いあう概念のパッチワークを提示している。


第1部では音楽と文化・社会・歴史との関係を俯瞰的にとらえ、第2部では個別のテーマや概念を集中的に議論し、音楽研究の今後向かうべき方向を示す。


●書籍紹介3


著者:Simeda Takasi /卜田隆嗣
書籍名:国立民族学博物館調査報告(SER) no.065
Authenticity and Cultural Identity- Performing Arts in Southeast Asia
Identity Manipulation and Improvisatory Singing in Central Borneo


編集者:Yoshitaka Terada
出版:National museum of ethnology /国立民族学博物館学術情報リポジトリ(Minpaku Repository)
刊行:2007年
ISBN 4901906410, 9784901906418
305頁


●書籍紹介4


横井 一江 著『アヴァンギャルド・ジャズ―ヨーロッパ・フリーの軌跡』


単行本、285頁
出版社: 未知谷
定価:2940円
ISBN-10: 4896423402
ISBN-13: 978-4896423402
発売: 2011年6月10日


[内容]
第一章でヨーロッパにおけるジャズの受容について1920年代からの歴史的な流れを押さえ、第二章ではヨーロッパ独自のフリー・ムーヴメントが起こった60年代とそれに伴うミュージシャンの意識変化、その前後でなにがどう変わったかについて紹介。第三章では国・地域別に60年代以降のさまざまな動きについて、キーパーソンとなったミュージシャン、また自主組織などにスポットを当て、実際に取材した彼らの言葉・本音も交えながら記述。ここで取り上げたミュージシャンは、アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ、ペーター・ブロッツマン、ペーター・コヴァルト、高瀬アキ、ルディ・マハール、アクセル・ドゥナー、ミシャ・メンゲルベルク、ヴィレム・ブレゥカー、ハン・ベニンク、バリー・ガイ、デレク・ベイリー、エヴァン・パーカー、ジョン・ブッチャー、ルイ・スクラヴィス、ジョルジォ・ガスリーニ、ピノ・ミナフラ、イレーネ・シュヴァイツァーなど。そして、第四章は「ジャズ祭という窓」について。今やジャズはヨーロッパ文化の一部であるという視座から書いた。

前のページに戻る

s