日本音楽即興学会 JASMIM

The Japanese Association for the Study of Musical IMprovisation
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ニュースレター

 エクセター大学シンポジウムレポート#2-1(嶋田久美さんへのインタビュー)

記載:2010年11月10日

JASMIMレター0013(2010.11.10)
[エクセター大学シンポジウムレポート#2-1(嶋田久美さんへのインタビュー)]
インタビュアー・編集:若尾久美

先週のレターに続いて、このシンポジウム(イギリスのエクセター大学で開催)に日本から参加された嶋田久美さんにお聞きしました。

本文

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JASMIMレター0013(2010.11.10)
[エクセター大学シンポジウムレポート#2-1(嶋田久美さんへのインタビュー)]
インタビュアー・編集:若尾久美
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SocArts Symposium ‘Flirting with Uncertainty: Improvisation in Performance’
エクセター大学ソックアーツ・シンポジウム「不確実さとたわむれ る パフォーマンスとしての即興」

先週のレターに続いて、このシンポジウム(イギリスのエクセター大学で開催)に日本から参加された嶋田久美さんにお聞きしました。

まずはじめに、原真理子さん(シンポジウム企画者)から嶋田久美さんへメールで下記の質問があり、この質問をベースにスカイプでインタビューしました(11月7日)。

質問:シンポジウム全体の感想、印象に残った発表や議論、出会いなどについて聞かせてください。

***ここからインタビューの始まり***

———–(インタビュアー) はじめに簡単に、雰囲気はどうだったのかとか・・・私たちは全然知らないことなのでその辺からお願いします。

(嶋田久美) 全体的な雰囲気としては、ティア・デノーラさん(Tia DeNora/Exeter Sociology of the Arts)のホスピタリティが素晴らしかったです。アットホームでいい感じでした。

———-参加していた人はみな研究者ですか?

ティア・デノーラさんのゼミ生の他、学外の研究者の方、演奏家、作曲家の方などもいました。

———-じゃあ、いろんな方が来られてたんですね。人数的には何人くらいの方が発表を聞いておられたんですか?

シンポジウムは20〜30人くらいだったでしょうか、正確ではないですが。あとライブもあったので、それはもっと多かったです。お客さんが来ていて、大学のホールに移動して。

———-どんなホール?いいホールあるんですか?

大学自体、いかにもイギリスの大学っていう感じがするすごく美しい自然が豊かなキャンパスで、そこにホールというよりかは、こじんまりした木目がいい感じの講堂のようなところがあって、そこで即興のライブがありました。

———-なるほど、イメージが少しできてきました。演奏したのはどういう人ですか?

任意で色んな人が加わってセッションしたり、シンポジウムのパネリスト のデンマークのカールさん(Carl Bergstrøm-Nielsen)や、日本の俳句からイン スピレーションを受けた作曲技法を展開している作曲家アンドリュウさん(Andrew Melvin)のセッションもありました。Jazzyな側面もあり、現代音楽的な感じもあり、でした。

———-2日間全体の内容は、発表とライブとシンポジウムですか?

基本的にはパネラー(シンポジスト)が何人かいて、それぞれの発表のあと にディスカッションして、という感じ。大きなテーマとしては、原さんが設定された即興ということがありますが、それぞれ の発表は、個々人の研究の紹介で あったり、それに関連させたような発表でした。

———-じゃあ、けっこうバラエティに富んでいたのですね。

なんかもうほんとに皆さんそれぞれで。いい意味でバラバラというか。

———-今、嶋田さんがバラバラと言われていたのは、いろんな発表を聞いてこれはこうだ、とか一つずつ別々の印象が残っているという感じなんですか?

全体を聞いて何か一つの問題点や大きなテーマが浮き上がってくるというよりは、それぞれのローカリティのようなものが感じられた、ということかもしれません。現代は、音楽の受容にしても、研究にしても、作曲にしても、ますます内容が拡散していってる状態にあると思うので、そういう今の音楽状況を象徴しているのかもしれないですね。

———-発表に関して質問は多かったですか?

それぞれの発表に対して何点かずつありました。


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