日本音楽即興学会 JASMIM

The Japanese Association for the Study of Musical IMprovisation
Language:
  • 日本語
  • English

jasmim journal 書式の原則

日本音楽即興学会 jasmim journal 書式の原則

 学術論文の書式には、言語や分野によって様々な方式があり、どれが正しいかという絶対的な基準が存在するわけではありません。しかし、一つの学術雑誌のなかでは、なんらかの原則によって書式の統一をはかる必要があります。本誌では、とりわけ参考文献の書式に関して、最小限度の統一をはかりました。

I.投稿論文の基本構成
 日本語による投稿論文の基本的な構成は、以下のようになります。*印で挟んだ部分は、必要がなければ省略可能です。

和文タイトル *--副題--*
英文タイトル *--副題--*
著者姓名
ローマ字表記による著者姓名
和文要旨
英文要旨
論文本体

引用文献
*参照データ類*

II.書誌情報と補足説明
 本文中で文献を引用または参照する場合は、言及した直後に、著者姓、発行年、参照ページ等の書誌情報を丸括弧でくくり、本文に挿入して下さい(例1)。

例1 (Wakao 1983: 277)
  (横井2000: 24)

 ただし、文中に著者姓があらわれる場合には、丸括弧内で再録する(例2a)必要はありません。例2b のようにして下さい。

例2a 鈴木(鈴木1978: 29-30)、嶋田(嶋田1992: 86-87)に見られるように、
例2b 鈴木(1978: 29-30)、嶋田(1992: 86-87)に見られるように、

 もしある本が数巻から成る場合、巻号の後にコロンを挿入し、ページ番号を示します(例3)。ただし、ある巻号そのものを指す場合には、ページ数を示す場合との混同をさけるために「vol.」あるいは「巻」等の表現を挿入してください(例4)。また、参照ページが複数巻にわたる場合には、巻と巻をセミコロンで分けてください(例5)。

例3 (Hara 1992, 3: 125)
  (寺内1982, 2: 963)
例4 (Zulkifli 1995, vol. 2)
  (田中1991, 第4 巻)
例5 (Zulkifli 1995, 2: 26, 35; 3: 50-53)
  (倉本1997, 1: 141; 4: 330, 450)

 その他、頻繁に引用する文献を略号で示すなどの工夫は、慣例にしたがって適宜行ってください。その際、「引用文献」の冒頭に「文献略号一覧」を明記して下さい。

III.注の方式
1.注の付け方
 注で書誌情報を詳しく記述する方式は、注の数を増やし、結果として論文自体のページ数を増やしてしまうため避けて下さい。参照した文献の詳しい書誌情報は、論文の最後に「引用文献」としてまとめて頂くことになります。また、注のなかで書誌情報に言及する必要がある場合は、本文と同様に丸括弧方式で言及してください。

2.注記番号の表示
 その番号を[ ]で挟んで当該箇所の直後に示すこととします。

例1 The means by which the traditional Western composers have attempted to communicate with their audience have been discussed at length by Eduard Hanslick[2], Heinrich Schenker[3], Suzanne Langer[4], and Leonard Meyer[5], to name but a few.
例2 「音場は、温度などの環境変化によって常に変動し、また騒音信号も常に定常的とは限らない。」[16]

IV.引用文献の書式
 論文末に一覧表としてつけ、和文は著者姓の五十音順、欧文は著者姓のアルファベット順に配列することとします。
 以下に示す書式の目安を参考にしてください。基本例中で、下線[_あるいは_]はスペースを表します。
1.和文献
・単行書
〈基本例〉著(編)者名_刊行年_『書名』_刊行地: 刊行所。(叢書情報等)〔収録情報等〕

例1 林謙三 1964 『正倉院楽器の研究』 東京: 風間書店。
例2 秀松軒編 元禄16(1703) 『松の葉』 京都: 井筒屋庄兵衛・万木治兵衛。〔復刻版 浅野健二校注 1959 『中世近世歌謡集』341-530 東京: 岩波書店。(日本古典文学大系 44)〕

・雑誌等
近年の定期刊行物増加の傾向にともない、発行者名を付すこととします。
〈基本例〉著者名_刊行年_「論文名」_発行者名『雑誌名/紀要名』巻号:_ページ。

例3 林光 1991 「創造と日常のあいだ -バッハ・モーツァルト・宮澤賢治-」音楽教育の会『音楽教育』 325: 7-20。

ただし、発行者名が明白な場合については、発行者名を省いて結構です。

例4 相沢陸奥男 1954 「音楽学の成立並に各分野の関連に就て」 『音楽学』 第1 巻第1 号: 7-20。
例5 角倉一朗 2000 「20 世紀のバッハ研究」 『東京藝術大学音楽学部紀要』 第26 集: 47-65。

2.欧文献
・単行書

〈基本例〉著者姓,_名._刊行年._<書名>._刊行地:_刊行所.〔翻訳書情報等〕

例6 Grout, Donald J. 1960. <A history of Western music.> New York: Norton. 〔服部幸三・戸口幸策訳 1969 『西洋音楽史』 東京: 音楽之友社〕

・雑誌等
〈基本例〉著者姓,_名._刊行年._”論文名,”_雑誌・紀要名._巻号: _論文全体のページ.

例7 Blume, Friedrich. 1968. “J. S. Bach’s youth,” Musical quarterly. 54, no. 1: 1-20.

3.レコード
下記の例を参考にして、レコード名、曲名、演奏者名、レーベル名、レコード番号等を表してください。

例8 『雅楽大系 器楽編』 田辺尚雄・芝祐秦監修解説、VICTOR、SJ3002-1~3.

例9 Brahms, Johannes. . Vladimir Ashkenazy. Zubin Mehta. The London Symphony Orchestra. Decca, CS 6539.

あるいは、

例10 . Vladimir Ashkenazy. Zubin Mehta. The London Symphony Orchestra. Decca, CS 6539.

4.楽譜
下記の例を参考にして、作曲者名、曲名、編者・校訂者名、刊行年、曲(集)名等を表示してください。

例11 山田松黒編 安永8(1779) 『筝曲大意抄』全6冊 名古屋: 尾張書肄。
例12 Verdi, Giuseppe. . Edited by Martin Chusid. . ser. 1, operas. Chicago and London: University of Chicago Press, Milan: G. Ricordi, 1982.

V.その他
1.用字用語
原則として当用漢字と現代仮名遣いを用いてください。数字は、原則としてアラビア数字を用いますが、慣用語、固有名詞、度量的意味の薄いものには漢数字を用いてください。
2.参照および引用する文献のタイトル表記(ローマ字)
・英語
タイトルの最初の文字、および固有名詞の頭文字は大文字とし、その他は全て小文字とします。
・仏語
タイトルの最初の文字、および固有名詞の頭文字は大文字とし、その他は全て小文字とします。
・独語
タイトルの最初の文字、および全ての名詞の頭文字は大文字にします。その他ローマ字に転写されたアラビア語、ロシア語などでは当該言語の習慣に従ってください。
3. ルビ
ルビは使用しないこととし、必要であれば、該当箇所の直後に、卜田[シメダ]などと、[]で示してください。
4. 各種記号の使用
現代日本語の慣例にしたがってください。

2009年10月1日記載