内容紹介
なぜ幼稚園では子どもたちに大声で歌わせるのか?
音楽は、いつから間違ってはいけないものになったのか?
なぜ人は歌うことを恥ずかしがりはじめたのか?
「情操によい」とはなんなのか?
そもそも、音楽とはほんとうにいいものなのか?
あなたが思う「音楽」は、ほんらいの「音楽」の姿なのでしょうか?
もともと「音楽」が持ち合わせない「かたくるしさ」に
無意識に、そして、進んで身を投じてはいないでしょうか?
明治期における、西洋音楽の性急な受容がもたらした
日本人のいびつな音楽観を、
音楽教育/子育てといった観点から照らしだす、
新しいかたちの音楽論です。
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