本文
————————————-
JASMIMレター0029(2011.1.23)
[歳森彰さんにインタビュー#3/3]
インタビュアー・編集:若尾久美
————————————–
———–(インタビュアー) 長くなりましたね。学会コンテストのことも伺いたいのですけど、一休みしましょうか。
(歳森彰) 学会コンテストのことは言いたいこと少ないです。5分でできますけど。
———-じゃあ、このまま続けて。前に投稿されていたことは・・・。
前に投稿したことについては、改めて別にないです。ひとつだけ、交通費ぐらいだけは賞金みたいな名目で出せるようにしたらいいんじゃないか、そのくらいです。
このインタビューで、すごい強いご意見が伺えてますよね。「音楽即興コンテスト」は無意味だとか、あるいは学会にはふさわしくないとか。でも、こういうイベントは、こういうように意見をあらかじめ引き出しておけば運営として進んでると思うんですよ。「音楽即興コンテスト」をやると決めたからこそ、そういうご意見が出るわけで。それによって何かが見えますよね。なんとか、そういうのをくぐり抜けてやっていけばいいと思うんです。
———-そうですね、問いかけてみないと誰も反応できない。
メーリングリスト(jasmim-mint)ではご意見出にくいから、逆にコンテスト推進派とかからご意見引き出したい。それから無意味だと か言われたらね、じゃあ、かえってなんかエントリーしてやろう、とかって気になりませんか?(笑)
———-(笑)無意味だといいながら、けっこう面白がってるようにも見えるんだけど。
だから、それはエントリーするっていうのは犠牲的精神で実験台になるだけじゃなく、コンテストに出場する楽しさってあると思うんですよ。通常のコンテストじゃなくて、「音楽即興コンテスト」だからこそ、なんか面白いことできるんじゃないか、そうじゃなかったら・・・いや、そうじゃないんですか?
「音楽即興コンテスト」だからこそ、面白いとこをみせてやろうじゃないか、というのがたくさん現れたらいいと思うんです。だから、みなさんぜひ出場して面白いとこみせませんか?(笑)
———-(笑)
そりゃあ、無意味とか学会にはふさわしくない、というご意見はとっても理解できますよ、はい。
———-あ、ホント?
はい。
———-やっぱり投稿より言葉で聞くといいですね。ありがとうございました。
ありがとうございました。